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~妄想ブログ③~キョーコちゃんが心配で




(……それにしても最近の蓮は、前に比べると素直になったよな。)



蓮のマネージャーになってから、少しずつではあるがアイツの本性がわかりつつある気がする。



…キョーコちゃん柄みになると、だけど。



でも、そんなに不安ならさっさと自分のものにしちゃえばいいのにさ。



大切にしたい気持ちもわからなくはないけれど、不破とのキス事件のこともあるし、最近のキョーコちゃんは益々綺麗になっていくし…。



まぁラブミー部第一号の彼女に思いを伝えるなんてこと、もうストレートに好きとか愛してるとか言わないと伝わらないんだろうけど。



でも実際、キョーコちゃんに近寄る男達が増えてることは確かなことだ。



しかもあんなに可愛い笑顔振り撒いてるところを見ると、余計心配になる。



(キョーコちゃん、無自覚なんだろうなぁ―…)



ナツのあの子は見慣れてないせいもあるんだろうが、本当に雰囲気が変わるなぁなんて遠目から見てると、モデルさながらの立ち振舞いの彼女は蓮と並ぶとすごく、お似合いカップルな気がしてきた。



(あの色気のせいかな…いつもよりお似合いかも…)



なんて、ぼっーと二人が並んだところを想像しながら眺めていると、本日の要注意人物がキョーコちゃんに近づいて来ていることに気づく。



(…おっと、まずいな。――蓮はどこだ…?)



見渡すと、さっきまで緒方監督と話してたはずの長身の彼は姿が見えなくなっていて…



(おいおい…!こんな時にどこ行っちゃったんだよ!!蓮…!!!)



…取り合えず、近づいてきた貴島とキョーコちゃんの会話を聴こうと聞き耳たてることにした。



「あっ、貴島さん、お久しぶりです」


「久しぶりだね、京子ちゃん。…いやぁでも本当に驚いたよ」


「??何にですか?」


「君の変貌ぶりに。すっごい美人で綺麗だね~、びっくりしたよ」


「え?あっ、はぁ…ぁありがとうございます」



…やっぱり、会話を聞いてると貴島がキョーコちゃんに興味をもっている気がしてならない。



「それでさ、今日で多分君と会える日はそうそう無くなっちゃうと思うし、よかったらケー番教えてくれ…」
「最上さん、探したよ。ちょっと付き合ってくれないかな」



貴島が自分の携帯を取りだしてアピールしたその瞬間、絶妙なタイミングで邪魔に入ることに成功した極上スマイルの蓮を見て思わず俺はほっとした、が。



「えっ?っ敦賀さん、あっ、はい、わかりました」



軽く会釈をして蓮に引っ張られて行くキョーコちゃんと、まるでその場の男を居ないものとして対応する蓮を見て、俺も貴島も呆然とただ立ち尽くしてしまった。





jpg (7)




しばらく動けなかったが、奴の方が少し先に動きを見せて、近くで俺が見ていたことにも気づいたみたいで、歩み寄ってきた。



「…あの、敦賀くんのマネージャーさん、もしかしてアイツって京子ちゃんのこと好きなの?」



蓮とキョーコちゃんの消えていった方向を指差し、不思議そうな顔をしてる貴島に対して、俺はただ苦笑いするしかなった。



貴島無視って、もう完全に警戒してるとしか思えないだろ。



(アイツ、もう自分の気持ち隠す気なんてないんだな…)



まぁこうして無事守れたし、あんなあからさまな態度見せられて蓮に対抗意識向く奴なんて不破ぐらいなもんだろうな。



取り合えず後はあの二人がうまくいくことを祈りつつ、会場の端で会話する姿を確認してから、今日の役目は終わったかな、なんて少し安堵し、テーブルに並ぶ料理やシャンパンに落ち着くことにした。



続く…
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