妄想話パート1(中編)

~妄想ブログ( おまけ)~夜明け前

こんばんは☆ミシャです^^

今夜は先日申したおまけのUPに参りました( ^∀^)

ただし!
今回はミシャの中では初!の若干(?)桃色でございます。
ただ、パスワードをつけるほどでもないような…、でも程度がわからないのでやはりつけた方が良かったのか…の判断すら出来ず、まあいいかと載せるような品物です。(なんて無責任な)

なので一応18才未満の純粋無垢な乙女の皆さまは注意してください><

あと、若干でも桃色の苦手な方もUターンしましょう!


あ、ちなみに挿絵はそこまでではないはずなので、そちらはあまり期待せず^^;



では、よし読んでやろう、という方は追記へどうぞ↓






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~妄想ブログ⑧~こんな日の朝は…





目が覚めた時、朝の日差しを浴びた私は、ここがベットの中だってことはすぐにわかった。



瞼が凄く重くて…後はズキズキと、まるでナイフで刺されたかのような頭痛と…あと鼻が少し痛い。



頭痛の方はどっかにぶつけたって痛みではなくて……初めての…嫌な感覚だわ。



それと。
もうひとつ、最大の疑問がある。



(私ったら…どうやってここまで来たの……?)



…昨日はDARKMOONの打ち上げで…、ジュースを一気飲みしてから…の記憶がない…。



しかも、寝心地からしてここが自分の部屋のベッドではなく、数日過ごしたホテルのベッドだってことは目を開けなくてもわかる。



…てことは、少なからず…いえ確実に多大なご迷惑をここで一緒に暮らしてる方にお掛けしてしまったんだと気づいて、バッと目を開けた。



「…………っっ。」









skipbeat (2)




(ぃいやあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ)



なぜ!?どうして!?…なんでこんなことになったのか誰でもいいから教えてちょーだい!!!!



なんで敦賀さんが私の隣で寝てるのよぉぉぉぉ(泣)



しかもよく見たら私、上半身キャミソール一枚で寝るじゃない!!!!!!



(…は、破廉恥過ぎるっ。(涙))



…よく考えたら、うっすらだけど敦賀さんが私をここまで抱えて帰ってきてくれたんだってことを思い出した。



(あの時も私、酷い頭痛がして…そのまま寝ちゃったんだわ…。)



でもだからって、どう間違ったら一緒に寝てしまうことになるのか……。



しかも、私が混乱と羞恥心からベッドでうごめいていたせいで、敦賀さんを起こしてしまったみたいで―――…



「…おはよう、セツ」



目覚めた敦賀さんは、やっぱりカイン兄さんだったので、私も動揺を押さえ必死にセッちゃんに成り切ろうとした。



「おおおはようございます…おお兄様…あ、あのアタシ達は、どどどうして同じベッドで朝を迎えているのデショウカ…?」



でも…、近くで見る敦賀さんのお顔の前で私は動揺を隠せる筈もなく、入浴中を覗いてしまった時のような仲居魂も出せず、うまく切り抜けられなかった。



「…覚えてないのか?」


(えぇ!全く!!)


「…ぅ、う……ん……。」


「………。」


「………。」



「…セツが俺のバスローブを握り締めたまま寝たんだから、仕方ないだろ。」



(ひいいぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!!)



「…まぁ久しぶりにお前の可愛い寝顔が見れたからな………。
まだ眠いから、今日はもう少し寝る……」



そう言いながら微笑むカイン兄さんが、私には眩しくて……ドキドキが収まらない。



目を閉じた敦賀さんは、いつの間にか私を包み込むように腕を回していて、でもそれが余計、恥ずかしくて気が気じゃなかった。



セッちゃんならきっと兄さんがこんなことしてくれたら喜ぶはず―――…



でも、今の私は『セツカ』にもなりきれてない中途半端な人格で。



敦賀さんが『カイン』として『セツカ』にしたことが、まるで私にしてくれたんじゃないかって誤解してしまう。



そんなこと、あるわけないのに。



でも、もし、そんなことがあったら私は……もうこの人から逃げられないかもしれない。



…とりあえず敦賀さんが起きたら、土下座して謝ろう。



でも、今日のお仕事は午後からだし……、もう少しこのままでもいいわよね……?



敦賀さん―――……?











☆終わり☆




あとがき↓

~妄想ブログ⑦~真夜中のホテル



時刻はAM1:00。


セツに着替えさせられた、眠ったままの最上さんを抱えてホテルに戻った。


ドアの前に到着し、開けて部屋に入ったその時―――…



「……っ」


「セツ?」


「………あっ……つるっ………兄…さん…?」



どうやら『最上さん』が目を覚ましたらしいが、俺がカインを演じてることに気づきすぐ『セツカ』に切り替えたみたいだった。



「………ごめんなさい、アタシ寝ちゃって…」


「………あぁ。」



セツはよろめきながら離れ、一人で歩きだしたが…重心が定まってない様子で、
かなり足取りが覚束ない。



「あ、ありがとっ……着替えてく…る…ゎ……っ」


「………ぁ危なっ…!!」



言い終える前にまた意識を無くし、そのまま床へ倒れていった彼女を、寸前の所でなんとか抱き止めて…
後頭部をぶつけてゴンッなんて鈍い音は響かずにすんだ。

が。


ホテルに運ぶまでも、なるべく意識しないようにしてたのに…
やっぱりこの子に触れ、抱き締めてしまうと、その温もりから離れることが出来なくなる。



(…―――参ったな…)



しかも目を覚ましたのはその一瞬だけだったらしく、彼女はまた深い眠りについていて起きそうにない。



(取り合えず、早くベッドに運んで寝かせよう。)



このままいたら、本気で俺の理性が枯れた輪ゴムのようにブチブチ切れそうだ。


最上さんをベッドに運んでからすぐ、頭を冷やす為バスルームに閉じ籠もった。



(……耐えろっ…俺…)



だから今日は…色々自信がなかったんだ。


何かあった時に思わず手が出てしまい
繋ぎとめてた理性が切れ、暴走しそうで――――…


でも、それではあの子を傷付けてしまうから。


その上『軽蔑』されて…尊敬する先輩ですらいられなくなることも、わかっている。


なのにそれでも。

触れては駄目だとわかっているのに。


本能的な『それ』は押さえようのない衝動だった。



(本当に、よく我慢したよ……。)



シャワーを浴びてからどのぐらい時間が経過したかわからない。


少しは気持ちも冷静になり、バスルームを後にした俺は、相変わらずスヤスヤ眠る彼女に目をやった。


そして、仰向けの状態から動いた様子も無く眠る最上さんを見て、あることを思い出す。



(………ジャケット脱がさなきゃ…な。)



セツの着ているジャケットに手をかけて、不本意ながら、脱がせる為に彼女を抱き起こした。



「………っ」



ジャケットの下は、そのまま寝かせられるような服だって言ってたけど……、
この…下着みたいなキャミソールはちょっと露出が激しすぎやしないか…?



「はぁ……」



ジェリーを少し恨みながら、最上さんをまたベッドにそっと寝かせて、もう一度
頭を冷やしに行こうかと思いかけていた時―――…



「…………敦賀…さん…待って!」


「え?」












skip (3)










バスローブをギュッっと握り締め勢い良く起き上がった彼女は、偶然そこにあった俺の唇にぶつかった。


あまりの勢いに鼻もぶつけて、そのままこの子は再び枕に落ちていった。


こちらも鼻に酷い痛みを感じるが、激しい動揺にそれどころではない。


いくら寝惚けて…無意識に飛び起きたからと言って、今の事実は俺の中で必死に
繋ぎ止めていた理性を砕くのに十分だった。


頭の中の何かが一つだけ切れた音がして、まだ俺のバスローブを握り締めたまま
の最上さんを見つめ、その唇にそっとキスをした。


勿論、彼女は眠ったまま…



「…君からしてきたんだからな。」



言い訳のように呟いた後、彼女がバスローブを未だにさないことをいいことに、
いっそここで眠ってしまおうと、そのまま俺は目を閉じた。




…続く

~妄想ブログ⑥~眠ったままの彼女を連れて…






打ち上げも終わりに差し掛かり、二次会の話が出始めた辺りで俺達は、会場の地下からタクシーへ乗り込んだ。



あれから一度も目覚めることなく眠る最上さんを抱えて、流石に二人きりでは怪しいので、社さんも一緒に一旦事務所まで向かう。



……正直、寝ているこの子を無理矢理『セツカ』にする必要はないだろうし…、今日は一緒にホテルへ帰るべきではないと思う。



でもだからって、こんな最上さんを下宿先のご夫婦に見られるわけにもいかないし
(…未成年に、事故でもお酒を飲ませたなんて言えないだろう。)
電話で社長にも相談した結果、やはりホテルで寝かせようということになった。



『一応言っておくが、手ぇ出すなよ?』


「…わかってますよ。」


skip (2)




電話越しにも、社長のニヤついた表情が想像出来る……。



全く……それが少し揺らいでいるから、ホテルには帰りたくないのに。



『もうすぐテンも事務所に着く筈だからな、もう少し待ってろ。
取り合えずホテルの人間に怪しまれないように、最上くんもセツの格好に着替えさせてから向かうぞ。いいな?』


「はい」



多分何があろうと、初めから社長は最上さんを家に返す気なんかなかったんじゃないかと、その時思った。


………やっぱり俺で遊んでるとしか…。




「社長なんだって?」


「……最上さんも一緒にホテルへ帰れ、だそうです。」


「そうか……頑張れよ、蓮。」



本気で哀れむ社さんの表情を見ると、さらに凹んでくる。


同情じゃなくて…せめていつもみたく笑い飛ばしてほしいんですけど。



「じゃあ、そろそろ俺は帰るから…明日の午前中はオフだし、身体しっかり休めろよ?」

「はい、頑張ります」



俺がそう言うと社さんは苦笑して、事務所を後にした。



「はぁ……」



…でもまだ、ここまで彼女が起きなかったことは幸いだった。



もし、次に『ナツ』で言い寄られたら―――…



……後でこの子を泣かせてしまうことになりかねない。


それどころか、目覚めた彼女に軽蔑されて、存在を抹消されてしまうかもしれない。



「……はぁ」


「どーしたの?蓮ちゃん、ため息ついちゃって」


「あ、いえなんでも…」



到着したジェリーに、いつものキャンピングカーの中でカインのセットをしてもらっている最中、ついまた彼女のことを思い出して、ため息が漏れてしまった。



「それにしても、キョーコちゃんホントに起きないわねぇ」


「…起きたら起きたで大変ですよ?」


「でもちょっと見てみたかったな~!そんな不思議な現象☆やっぱり役者って凄いわね!」


「はは…」


「そうそう、キョーコちゃんの格好は着替えさせなくてもすぐ寝れるようなチョイスにしておいたから、安心してねw
あっ、でも『セッちゃん』ぽくする為にジャケットだけ着させておいたから、部屋についたらそれだけ脱がせてあげてv」


「わかりました、ありがとうございます」



事務所の地下に停めているキャンピングカーから、準備を終えた俺達はそのままホテルに向かい始めた。



続く…

~妄想ブログ⑤~無自覚なあの子





(足元に虫が…っていうのは無理があったかな。)



我ながらまた酷い理由だと、言ってから後悔した。



まぁ……悪い虫がいたことに間違いはないか。



自覚はあるが、最近本当に感情が押さえられない。



―――あの子に触れたい衝動も………。



だから思わず彼女の手を取り、口づけしてしまった。



…あの子がまた、自分の魅力に気づかず『プリンセス・ローザの魔法』のお陰とか言うから…、自覚してもらいたかった。



俺が思わず口づけしてしまうほど、君は美しいってことに。



それでもきっと、あの子は俺の行動の意味までは気づかないだろう。



この後も、何事もなかったかのように接し、今日も二人きりの部屋で眠る。



…勿論、何かしてしまうなんてことそれこそ大問題だし、あり得ないんだけど。



でも…頬にキスをしたあの時のように、また俺のこと意識してくれるんだったら…今度は、この欲望を隠さずにいよう。



そして…




「蓮!!!」



思考の渦の中にいた俺を、突然駆け寄ってきた社さんが引き戻してくれた。



「どうかしました?」


「…それが、言いづらいんだけど… 」


「え?」


「キョーコちゃんの様子がおかしいんだ」



この時は…てっきり、あの子がまた俺のるつぼにハマってしまってるのかな、なんて淡い期待していた。



でも、次にあの子を目にいれた瞬間、そうではないことにすぐ気がついた。



「京子ちゃん、どうしたんだよ~?!」



彼女の周りに心配したスタッフが声をかけている。



それに対して最上さんはというと――…



「わたくしに、近寄らないで頂戴。」



…―――『美緒』が取り憑いていた。



「…社さん、なぜこんなことに?」


「俺も、さっき声かけたとき驚いたよ…。
スタッフに聞いたんだけど、どうやらキョーコちゃんにグレープジュースと間違ってワイン出しちゃったみたいなんだ。
しかも何でか知らないけど、一気飲みだったらしくてさ…。
止めた時には遅かったんだって」


「それで、あんな感じなんですか…」


「うん。今は『美緒』みたいだからまだいいよ…」


「え?!」


「さっき一瞬『Mr.ヒズリの息子、クオン』になってたみたいでさ…。
カタコトの日本語と父さん自慢してたから、周りの人はもう困惑だったよ」


「……。」



17歳の女の子がワインを、それも一気飲みだなんて。



最上さんのことだから…お酒飲むのも初めてそうだしな。



とにかく、早くこの子を人目のつかない所へ連れて行こう。



「最が…」
「兄さん!!」


「「え」」


(や、やばい……!!!!!)


「「兄さん?」」



最上さんの周りにいたスタッフが俺と彼女を交互に見つめながら、目を見開いている。



「もう、アタシをおいてどこっ…ふっ…むっ……」


「最上さん、幻覚でも見てるのかな、とにかく休もうか」



とっさに彼女の口を塞ぎながら、なんとかその場を笑顔で切り抜けることに成功し、連れ出した。



社さんも俺と考えてたことは一緒みたいで、すぐに会場の別室を手配してくれ、最上さんの口を押さえながらも、なんとかバレないように移動して、三人で別室へ入る。



…お酒のせいで体が火照ってるんだろうけど、彼女の身体からすごい熱を感じた。



「あっ焦ったぁ~……でもさすが蓮、うまく切り抜けたな。俺、水もらってくるから」


「ええ、ありがとうございます」



部屋に入ってすぐ、社さんは水を取りに行ってくれ、部屋には俺と酔った最上さんだけになった。



「ちょっと…!苦しいわ、兄さん!!」


「ごめんね、最上さん…。俺がわかる?」


「カイン兄さん…?」


「………。」



駄目だ。



今のこの子の中に『最上キョーコ』はいない。



お酒を飲んだせいなのはわかるけど…、彼女の演じた役がこんな形で影響を及ぼすなんて。



役に入り込んでる最上さんだからこそ、なんだろう。



慣れないお酒のせいでいつもの最上さんの意識が役に支配されているのか…。



(…こんなことってあるんだな。)



「…今、社さんがお水持ってきてくれるから、もう少し待ってね」


「……………敦賀…さん?」


「…!よかった、最上さんだよね?」


「……ねぇ、あたし、すごく退屈なの。暇潰しに遊んでくれない?」


「え?」



クスッと笑った最上さんはそう言うと、片手で俺の手を取り、もう片方の手を俺の頬に当てた。



「……敦賀さんって、近くで見ても綺麗な顔。でも、綺麗すぎで傷付けたくなっちゃう…かも」








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「………。」



(『ナツ』なの…かな。)



…少なくとも、最上さんの人格ではない。



『ナツ』はいじめっ子の役だって言ってたし…何より、今の最上さんの容姿と彼女の性格が一番合っている。



怪しい笑みを浮かべながら無言で近づいてくるナツに、少しずつ引き込まれる。



(お願いだから…そんな顔で俺を見つめないでくれ。)



(……理性が押されられなくなるだろ。)



「…………っ」



もう少しで唇同士が触れる距離まで近づいた所で、彼女の意識がフッと落ちていき、俺の肩に頭が乗っていた。



同時にドアをノックする音が聞こえて、我に返る。



「蓮、水持ってきたぞって、大丈夫か?!」


「はい……でも、寝ちゃったみたいです」


「そっか、まぁでも、とりあえず安心だな」


「しばらくここで寝かせておいて、あとで一緒に連れて帰ります」


「わかった。それじゃすぐ出れるように早めに手配しておくよ」


「そうですね、よろしくお願いします」



続く…
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